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エアコン最強説
東京電力が行なった暖房器具の使用実態や意識に関するインターネット調査の結果では、エアコンの光熱費の安さに対する意識が低かったのですが、同社ではこの結果を受け、同じ熱量を暖房器具全体で発した場合、ランニングコストとCO2の排出量は、エアコンが一番少なく済むという試算を発表しています。
確かに近年のエコロジー運動によって、環境というものに人々の関心が高まっており、CO2の排出量が格段に少ない電気エネルギーが注目されているのが現状です。さらに技術に革新によって最近の省エネタイプのエアコンは、以前のものと比較しても格段に消費電力が抑えられているようです。
しかし、ランニングコストはエアコンが一番低いという発表に対しては、そんなにすんなりとは受け取れないものがあります。事実、この発表に対しての人々の反応をみてみると、ほとんどの人が否定的な意見を持っているようです。
その意見を集約すると、エアコンの暖まりかたは、石油やガスのそれに比べると、どうしても劣っているという実感があるようです。例えば、ガスストーブなどは点ければすぐに暖かくなるのに対して、エアコンはスイッチを入れてから部屋が暖まるまでにかなり時間がかかるという経験です。
その上、エアコンは空気が異常に乾燥するので除湿器が必要になってくるので結局コストがかかる、などの意見も多いようです。とにかく、エアコンは電気を食うという神話はなかなか崩れそうにないようです。
省エネ暖房